チョコレート戦争は、1965年の初版から60年以上読みつづけられている、児童文学のロングセラーです。
今の子供たちのお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも読んだことがあるかもしれません。
そんなに長い間読み継がれるこの本の内容、魅力について書いていきたいと思います。
この記事を見て実際に手にとってみたくなってもらえれば幸いです。
読書感想文の課題にもピッタリですよ♪
チョコレート戦争の内容とあらすじ
藤本明と光一、どこにでもいるわんぱくな小学生がある日学校帰りに寄った町の洋菓子店。
突然目の前のショーウィンドーが割れてしまいます。
光一の持っていたエアガンを理由にふたりは犯人扱い。
「名誉を傷つけられた」と言う明。それに関心した光一は「戦う」という言葉を発します
さあどうやって戦うのでしょうか。
このお話には、シュークリーム(この店では正式にシュー・ア・ラ・クレームと呼ぶ)やエクレールというおいしそうな洋菓子がたくさん出てきます。
しかしこの店のオーナー谷川金兵衛はとても頑固な老人。
戦いをいどむ明と光一に4人の仲間が加わります。
それぞれに特徴があり、一致団結するさまは微笑ましくもたのもしい。
子供たちの真剣な行動に大人たちはどう対応するのか。
それぞれの登場人物の立場にたって考えさせてくれます。
チョコレート戦争の読書感想文の対象学年
小学校3、4年生。
子供たちが自主性を発揮しだすころにピッタリです。
答えは決まっていません。どんどん自分の意見を発表してください^^
チョコレート戦争で読書感想文を書く際のポイント
・登場人物の中であなたに似ている人物はいる?
・もしあなたがやってもいない事で犯人扱いされたらどう思う?
・光一に「弱虫」と言われた時の明の気持ちはどんな気持ちだと思う?
明や光一の立場に立たされた時、自分ならどう行動するか、というのが一番感想文を書きやすいと思います。
子供らしい感想がたくさん出てきそうですね^^
チョコレート戦争の読書感想文例文
チョコレート戦争の読書感想文の例文をご紹介します。
あくまでも例文ですので、あなたの感じたことを素直に書くのが一番ですよ^^
参考までに読んで頂けたらと思います。
チョコレート戦争を読んで
私はこの本をよんで、びっくりしたことがあります。
はじめにエクレアを食べるところでは、チョコレートがとろーりとなどとてもおいしそうにかいてありますが、主人公の明たちが盗み出したショーウィンドウのデコレーションケーキのチョコはなんの味もしないと書いてあった所です。
私もケーキは大好きですが、チョコが甘くもなんともなかったら、嫌な気持ちになるなぁと思いました。
主人公たちがガラスを割った犯人にされた時もそうです。
本当に自分がやっていない事を、やったと決めつけられたら、自分だったらどうするかな…と、とても悩みました。
光一が仲間をあつめて戦おうとするところは、とても気が強くかっこよかったです。
私はお店からケーキを持ち出したりはしないですが、本当に困ったときは光一のように仲間を集めてみんなで力を合わせたいです。
私はちょっと光一に性格が似ているのかな?と思います。
そして学校新聞でみんなに知ってもらって戦う力になるところにとても感動しました。
ケーキ屋のオーナーの老人はがんこでとても嫌な人だと思いましたが、若い時の姿は真剣に仕事をしていてそれが同じ人とは思えなくて驚きました。
私のお父さんの仕事は○○ですが家に帰ってくると、たまにしんどそうにしています。
私の将来の夢は○○ですが、○○になれたとして、毎日こんなにしんどかったらいやだなあと思いました。
最後にこの学校の生徒たちは毎月ケーキを送ってもらえるようになって、とてもうらやましいです。
私もそんな素敵な街に住みたいなぁと思いました。
その他の小学校1年生、2年生の低学年向けの読書感想文におすすめの本一覧はこちら。
チョコレート戦争の読書感想文まとめ
チョコレート戦争は子供が大人と戦うというストーリー性が面白いので、すらすらと読めてしまうと思います。
ケーキ屋さんという子供が大好きなお店が舞台なのも取っつきやすいかもしれませんね。
長年読み続けられているベストセラー作品ですので、小さい頃に読んだ記憶のあるお父さんお母さんはお子さんにもぜひ読んでみてもらってくださいね^^
「まだ自由研究が残ってる…!どうしよう…!」と心配しているあなたは、こちらも参考にしてくださいね。