「なんでももってる男の子」のあらすじや内容はどうなっているの?
「なんでももってる男の子」の感想文はどう書いたらいいの?
「なんでももってる男の子」の読書感想文の例文が知りたい!
そんな悩みを持っている、小学低学年のお友達やパパ・ママのために、「なんでももってる男の子」の読書感想文を書くときのポイントをまとめてみました。
小学校低学年の読書感想文は、本を読むだけでも大変ですよね。
感想文を書くなんて…!!と悩まれているパパ・ママも多いはず。
そこで、この記事を参考にして夏休みの読書感想文の宿題を終わらせてしまいましょう。
さらに、「なんでももってる男の子」の読書感想文の例文を載せていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
なんでももってる男の子のあらすじは?内容を説明!
「なんでももってる男の子」は、イギリスの作家 イアン・ホワイブラウン が書いた童話です。
この絵本が発表されてから、世界中の子供たちに愛されています。
では、どんなお話なのか、簡単にあらすじを紹介してみましょう。
なんでももってる男の子のあらすじを紹介
大金持ちのナンデモモッテル家の一人息子、フライは、本当に何でも持っていました。
ものすごくたくさんのおもちゃ、ありとあらゆるお菓子。
自分だけの遊園地・動物がいっぱいいるサファリパーク。
誕生日に、これ以上何が欲しいかわからなくなったフライに、召使が言いました。
「ごくふつうの男の子を家に呼んで、うらやましがらせたらどうです?」
そこで、フライのところに連れてこられたのは、ごくごく普通の家の男の子ビリーと飼い犬のピュンピュン。
ビリーと一緒に遊ぶうちに、フライは物では得ることができない、大切で一番欲しいものに出会うことができたのでした。
なんでももってる男の子は何年生向けなの?
・小学校低学年(初級向け)
「なんでももってる男の子」は小学校2年生ぐらいの低学年の児童が読むお話です。
ひとりで読むには、字が難しいときもあるので、パパやママが一緒に読むのを手伝ってあげるとよいですよ。
なんでももってる男の子はこんな子供にオススメ
・冒険ものが好きな子
・海外作品が好きな子
・絵を見たり描いたりすることに興味のある子
・友達と一緒に遊ぶことが好きな子
なんでももってる男の子で感想を書く時のポイントは?
・なぜ、フライは物がいっぱいあっても楽しくなかったのか?
・どうしてビリーは、フライのことがうらやましくなかったのか?
・フライが見つけた、欲しかったものとは何か?
「なんでももってる男の子」は、「お金持ちでなんでも持っているフライが、やっとみつけた欲しかったもの」というのが大きなポイントです。
そこを意識して読書感想文を作っていきましょう。
子供たちはフライたちの友情にすぐ共感できると思うので、フライの気持ちを上手く言葉にできないときにはパパとママが助けてあげてくださいね。
フライの考え方が変わるところに注目しながら感想を書いていくと、楽しくサクサク書けますよ。
なんでももってる男の子の感想文の例文はコレ!
それでは、感想文の例文を紹介しますね。
作成のヒントにしてみてください。
「なんでももってる男の子」を読んで
○年 ○組 読書 感想子
私はなんでももってる男の子を読んで、はじめはとっても、うらやましかったです。
フライのお父さんとお母さんは、ひとりむすこのフライのために、何でも買ってあげました。
でも、フライは幸せそうではありませんでした。
お誕生日に大きなケーキをもらってもいらないと言います。
それにとってもふきげんで、わがままを言ってめしつかいをこまらせます。
私と同じ7さいのフライが、だだをこねて赤ちゃんみたいに床にねっころがってさわいでいるところを読んだとき、ちっともうらやましいと思わなくなりました
なぜなら、そんな子には友達もできないし、お父さんやお母さんだってきらいになるからです。
でも、どうしてフライは、そんな子になってしまったんだろう。
なんでも持っていたので、何がほしいのか自分でわからなくなっていたし、お父さんやお母さんは、いそがしくてフライに会ってくれないので、フライはさみしかったのだと思います。
自分の持っているものを見せびらかしてやろうと、フライはめしつかいに、ふつうの男の子ビリーと犬のピュンピュンを連れてこさせました。
友達といっしょに遊んだことのないフライは、ビリーとピュンピュンと大笑いしながらとっても楽しくすごしました。
そして、いつの間にか、ビリーのことがうらやましくなりました。
ビリーは、お金にも物にもきょうみがなくて、けれどフライのことを友達として大切にしてくれました。
フライは、ビリーに出会ってしあわせになりました。
何でも持ってるフライは、友達のいないかわいそうな子だったのです。
お金や物はあるだけでは、私たちを幸せになれないんだということに気がつきました。
私も、友達とこれからたくさん遊ぼうと思います。
以上、普通の2年生が書く簡単で分りやすい例をあげています。
良い感想文というよりも、ひとり一人が読んで感じたことを書くことにポイントをおいています。
正しい感想文というわけではないのですが、習った漢字や読みやすい言い回しに変えながら使ってみてくださいね。
その他の小学校1年生、2年生の低学年向けの読書感想文におすすめの本一覧はこちら。
なんでももってる男の子の感想文のまとめ
何でも持っているけれど、かわいそうな男の子フライが主人公の「なんでももってる男の子
。
子供たちは、すぐに男の子たちと一緒に遊んでいるように夢中になって読む人気のお話です。
きっと、パパとママと一緒に盛り上がりながら読書感想文が書けるはず!!
早く仕上げて、夏休みの楽しい時間を過ごしましょう!
「まだ自由研究が残ってる…!どうしよう…!」と心配しているあなたは、こちらも参考にしてくださいね。