「おすのつぼにすんでいたおばあさん」のあらすじはどうなっているの?
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」の感想文はどう書いたらいいの?
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」の読書感想文の例文が知りたい!
そんな悩みを持っている、小学低学年のお友達やパパ・ママのために、「おすのつぼにすんでいたおばあさん」の読書感想文を書くときのポイントをまとめてみました。
小学校低学年の読書感想文は、読むことも大変!
感想文なんて書けるの…?と悩まれているパパ・ママも多いはず。(我が家も小学校低学年の子供がいるので同じ気持ちです。)
そこで、この記事を参考にして、夏休みの読書感想文の宿題を終わらせてしまいましょう♪
さらに、最後に「おすのつぼにすんでいたおばあさんの読書感想文の例文」を載せています。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
おすのつぼにすんでいたおばあさんのあらすじは?内容を説明!
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」は、イギリス生まれでインドにも生活していた作家 ルーマー・ゴッデンが書いた童話です。
作家の家で語り継がれてきた昔話をもとに、絵本が作られています。
では、どんなお話なのか、簡単にあらすじを紹介してみましょう。
おすのつぼにすんでいたおばあさんのあらすじを紹介
むかしむかし、おすのつぼの家におばあさんが住んでいました。
おばあさんは貧乏でしたが、猫のモルトと一緒の生活に満足していました。
ある日のこと、外から入ってきたゴミの中に、おばあさんは6ペンス銀貨を見つけました。
それを見ておばあさんは大喜び!さっそく、小さな魚を買いました。
けれど、生きている魚を見ているとかわいそうになり、おばあさんは湖に魚を逃がしてやりました。
すると、湖から声がして、魚がおばあさんに話しかけてきました。
魚は湖の魚の王様で、困ったときに呼ぶと願いを叶えてあげると言うのです。
おばあさんもモルトも、おなかがぺこぺこです。夕飯がほしいと、お願いしました。
すると、ビックリするほどたくさんのごちそうが出てきました。
次におばあさんは、安心して住める家がほしいとお願いしました。
するとまた、あっという間にすてきな家が目の前に現れました。
新しくきれいなものがたくさん手に入るようになると、おばあさんはだんだんわがままで、欲張りで冷たい人になっていきました。
あれこれ文句を言っているうちに、ついに頭にきた魚の王様は、おばあさんをもとのおすつぼに戻してしまいました。
反省したおばあさんは、魚にあやまりにいきました。
許してくれた魚は、もう一回もとの家に戻してあげると言いますが、おばあさんは断り、モルトと一緒にのんびりおすのいえでまた暮らし始めました。
おすのつぼにすんでいたおばあさんは何年生向けなの?
・小学校低学年(初級向け)
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」は小学校1年生ぐらいの低学年の児童が読むお話です。
ひとりで読むには、字が難しいときもあるので、パパやママが一緒に読むのを手伝ってあげると良いと思います^^
おすのつぼにすんでいたおばあさんはこんな子供にオススメ!
・男の子
・女の子
・猫が好きな子
・ファンタジーものが好きな子
おすのつぼにすんでいたおばあさんで感想を書く時のポイントは?
・なぜ、貧乏でもおばあさんは幸せだったのか?
・魚を救ってあげた時の、おばあさんの気持ちは?
・魚は、おばあさんをどう思っていたのか?
・どうしておばあさんは、欲張りになってしまったのか?
・おばあさんが、またおすつぼに住みたいと思った理由は?
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」は、お金やものがないときはやさしいおばあさんでしたが、思うとおりに何でも手に入ると欲張りで冷たい人に変わったというのが大きなポイントです。
そこを意識して読書感想文を作っていきましょう。
子供たちはおばあさんと魚の王様の態度が変わっていく様子に、驚きながら引き込まれていくと思います。
おばあさんと魚の気持ちを上手く言葉にできないときには、パパとママが助けてあげてくださいね。
どうして変わってしまったのかを確かめながら感想を書いていくと、楽しくサクサク進みますよ。
おすのつぼにすんでいたおばあさんの感想文の例文はコレ!
それでは、感想文の例文を紹介しますね。作成のヒントにしてみてください。
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」を読んで
○年 ○組 読書 感想子
私はおすのつぼにすんでいたおばあさんを読んでいるとき、とってもドキドキしました。
それは、あんなにやさしかったおばあさんが、ものすごくいじわるなおばあさんに変わってしまったからです。
はじめは、貧乏でも家をピカピカにして、ものを大切にしているおばあさんがとてもすてきに思っていました。
ミルクも猫のモルトにあげて、魚もかわいそうで食べられず、湖に逃がしてやりました。
やさしいおばあさんに、魚の王様は願いを叶えてあげました。
うれしくて、ありがとうと言っていたおばあさんも、ものが増えていくたびにこわいおばあさんに変わっていきました。
だんだん、何に対しても文句を言って、すぐ怒ります。
モルトをたたいときには、私は頭にきておばあさんが嫌いになりました。
でも、不思議です。どうして、ものが増えて便利になったのに、おばあさんはイライラするようになったのかわかりませんでした。
魚の王様も、モルトも、おばあさんが嫌いになりました。
前のように、やさしくないからかな・・。
ものが増えると、「もっともっと」とおばあさんは、怒るようになったからかな・・。
魚の王様が、もとのすてきな家に戻してあげると言っても、おばあさんは断りました。
また、おすのいえに住むようになって、モルトが帰ってきてくれてとってもよかったです。
そのほうが、おばあさんは幸せなのだと思います。
私も、文句を言うことがよくあります。
「もっときれいな消しゴムがほしい」
「もっときれいな洋服をきたい」
でも、買ってもらっても、また次に新しいものがほしくなります。
おばあさんと一緒です。
いま持っている消しゴムと洋服を大切に使おうと思うと、なんだかやさしくなれました。
以上、普通の一年生が書く簡単で分りやすい例をあげています。
良い感想文というよりも、ひとり一人が読んで感じたことを書くことのポイントおいています。
正しい感想文というわけではないのですが、習った漢字や読みやすい言い回しに変えながら使ってみてくださいね。
その他の小学校1年生、2年生の低学年向けの読書感想文におすすめの本一覧はこちら。
おすのつぼにすんでいたおばあさんの感想文のまとめ
願いが叶っていくたびに、欲張りで悪い人に変わっていくおばあさんが主人公の「おすのつぼにすんでいたおばあさん。
子供たちは、ハラハラ・ドキドキしながら夢中になって読む人気のお話です。
きっと、パパとママと一緒に盛り上がりながら読書感想文が書けるはず!!
早く仕上げて、夏休みの楽しい時間を過ごしましょう!
「まだ自由研究が残ってる…!どうしよう…!」と心配しているあなたは、こちらも参考にしてくださいね。